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  音響エコー低減および雑音抑圧のためのマルチタスク適応フィルタの研究
'21-'25  科研費若手研究 代表:岩居健太

  近年需要が増加している拡声通話システムによるオンライン会議において, 音響エコーや環境雑音による通話品質の劣化が問題となる. これらの要因への対処として, 音響エコーキャンセラ (AEC), ノイズサプレッサ (NS) がそれぞれ研究されており, 実用化に至っている. しかし, これらのシステムは個別に検討されており, 独立したシステムとして実装される. そのため, 演算量の増加が問題となる. また, AECとNSを別々に実装することで, 互いのシステムに影響を与える可能性がある. さらに, AECにおいては, スピーカの非線形性により音響エコー抑圧性能が低下する可能性があり, この残留音響エコーによりNSの雑音抑圧性能が低下する恐れがある. そこで, 本研究では, 音響エコー, 環境雑音の両方を低減するためのマルチタスク適応フィルタを検討し, AECとNSの両機能を有する効率的なシステムの実現を目指す.

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  ピンスポットオーディオ
'19-'22  科研費基盤研究(B) 代表:西浦敬信

  音の放射範囲および到達距離を制御可能なピンスポット再生スピーカシステム、および騒音環境下でも的確に目的音のみを集音可能なピンスポット集音マイクロホンシステムを含む次世代ピンスポットオーディオシステムの総合開発を展開する.特に超音波スピーカを活用した世界初の音のピンスポット再生の実現に加えて、遠方音を集音可能な光レーザマイクロホンを用いて人の喉の振動を遠方から読み取ることで,周辺騒音に頑健なピンスポット集音にも挑戦し,次世代ピンスポットオーディオシステムの総合開発を試みる.

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  非線形再帰フィルタの拡声通話機器への応用
'19-'21  公財)KDDI 調査研究助成 代表:岩居健太

  近年, テレビ会議システムやスマートフォンの発展に伴い, 拡声通話機能が発達し, アプリケーションとして多くの場面で利用されている. 特に, テレワークなど多様な働き方を支援する上で, 拡声通話機能は必須である. しかし, 拡声通話において, 音響エコーの発生が問題となる. 音響エコーは, スピーカから出力された音声がマイクで収音され, その音声が発信側に返ってしまう現象である. 音響エコーが重畳することで, 本来伝達したい音声の聞き取りが困難となる. 従来の音響エコーキャンセラでは, スピーカ部の歪み発生の性質 (非線形性) を考慮していないため, エコー抑圧性能は限定的である. そこで, 本研究では, 出力部であるスピーカの非線形性を補償するエコーキャンセラを研究し, エコー抑圧性能の改善を図る.

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  運動の生活カルチャー化により活力ある未来を つくるアクティブ・フォー・オール拠点
'15-'22  JST COI PL:石丸園子(東洋紡),研究グループリーダー:西浦敬信

空間価値を変える新しいスポーツ健康技術(スマートウェア技術,空間シェアリング技術,運動誘導/継続技術)と,寝たきりゼロを目指す「ロコモの見える化と予防法の開発」を行う.「運動」を媒介に「スポーツ・運動」と「医療」の両側面から健康を維持・増進し,全ての人々をアクティブな状態へ誘導する.人々の時間と空間を共有し,「日本の誇るべき絆社会」を実現する.このプロジェクトにおいて西浦研では空間共有を実現するための音像制御技術を担当する.超音波スピーカ技術を活用し,みんなが運動したくなる空間づくりを目指し,健康の増進に繋げる計画である.

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  次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点
'17-'21  R-GIRO 拠点リーダー:谷口忠大(立命大),補完グループリーダー:西浦敬信

 次世代人工知能社会に向けた研究拠点形成を念頭に,自動運転車,家庭用ロボット,記号論および未来のAI社会の横断的な研究強化を目的として,人間機械共生のための音表象技術の革新を追求する.具体的には機械とユーザーのスムーズな意思疎通の実現に向けて高度音声インタフェースの開発に着手する.耐雑音残響技術や遠隔発話音声受音技術はもちろんのこと,発話による誘発振動を光レーザーで読み取る光レーザーマイクロホンの導入も視野に幅広い音表像技術の革新を目指す.

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  感覚統合をコアとした健康行動継続学の創成
'17-'21  R-GIRO 拠点リーダー:塩澤成弘(立命大),研究チームリーダー:西浦敬信

 「そこにいるだけで動きたくなる空間のモデル構築とその実装メカニズムの解明や技術開発」を目標に,社会科学,経営学,工学,情報学,スポーツ科学,デザイン科学,心理学など多岐にわたる学問分野を横断することで運動空間創成科学という新しい学際領域の確立を目指す.本研究グループは視覚,聴覚,嗅覚の3つの感覚を取り巻く知覚環境を制御する新たなVR(バーチャルリアリティ)技術を中心に知覚統合による運動継続モデルを構築する.特に西浦研では,聴覚VR技術を中心に担当し,音像ホログラムを含む新しい音響デバイスおよび音響コンテンツの開発などを担当する.

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更新日 平成 31年 4月 1日
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