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  音像ホログラム
'14-'17  科研費基盤研究(B) 代表:西浦敬信

  本研究では,ある特定の領域にのみ音波を放射できるパラメトリックスピーカを改良し,音空間の任意の場所における立体的な音像(3D音像ホログラム)を実現する.特に放射面を凸面から凹面まで自由に形状変形可能なフレキシブルパラメトリックスピーカを開発した上で,複数のフレキシブルパラメトリックスピーカを用いて 「キャリア波」と「側帯波」を分離放射することで音空間に3D音像ホログラムを構築する.さらに社会における活用シーンも調査・検討(社会実装)することで,音空間上の任意の場所に構築可能な3D音像ホログラムの総合開発を試みる.

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  音空間分離システム
'15-'17  科研費若手研究(B) 代表:中山雅人

  鋭い指向性で音波を放射できるパラメトリックスピーカを改良し,反射波が存在する任意の空間において同時に複数の受聴者に対して個別の音空間(Multi-in-One型音空間構築)を実現する.特に,パラメトリックスピーカが超音波トランスデューサの集合体である点に着目したアレー制御に基づく指向性制御可能なパラメトリックアレースピーカを改良した上で,パラメトリックアレースピーカを用いて「キャリア波」と「側帯波」に対してそれぞれ異なるアレー制御を独立に行うことで,同一の空間における音空間分離システムを構築する計画である.パラメトリックスピーカを用いた極小領域オーディオスポットの研究を発展的に拡張させることで,同一の空間に複数の音空間を構築し,それ以外の空間が静穏となる音空間分離システムの開発を試みる.

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  危機検知システム
'16-'18  学術研究助成基金助成金 若手研究(B) 代表:福森隆寛

  少子高齢化・核家族化が急進している日本では,家庭用ロボットが国民の日常生活を支援するための取り組みが推進されている.核家族を想定した場合,このようなロボットは,家事・移動などの生活支援に加えて,単身生活者を犯罪や災害などの危機的状況から守る役割も期待される.本研究では聴力が低下した高齢者に代わって,音環境を自動推定(音声,生活音,異常音を理解できる)しながら危機的状況を検知するシステムの開発に挑戦する.具体的には,はじめに家庭内に存在する不要雑音を除去した音響信号から音環境を適切に推定できる音声・音響特徴量を特定する.その後,これらの音声・音響特徴量を用いて音環境をリアルタイムで推定し,その中で非日常音(異常音や叫び声など)が発生したときに危機的状況として検知するアルゴリズム,およびシステム開発に取り組む計画である.

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  話者ダイアライゼーション
'16-'17  科研費(特別研究員奨励費)  代表:若林佑幸

  話者ダイアライゼーションとは複数人会話において「いつ誰が発話したのか」を推定する問題を指す.話者ダイアライゼーションに関する研究は2000年以降数多くあるが,いずれの研究も静かな環境で行われる会議や,映画やテレビ番組など発話のSN比が大きい場合を想定したものであった.そのため,雑踏など大きな雑音が混入する環境や残響が多い環境では推定精度が劣化する.本研究では残響・雑音環境における推定精度改善を目指す.具体的には,雑音により歪んだ音声の空間情報をいかに復元するかに焦点を当てる.この研究により,どのような環境でも複数人が絡む複雑な会話の分析ができるようになり,より人間らしい知的対話ロボットへの適用が期待される.

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  運動の生活カルチャー化により活力ある未来を つくるアクティブ・フォー・オール拠点
'15-'22  COI PL:石丸園子(東洋紡),研究グループリーダー:西浦敬信

空間価値を変える新しいスポーツ健康技術(スマートウェア技術,空間シェアリング技術,運動誘導/継続技術)と,寝たきりゼロを目指す「ロコモの見える化と予防法の開発」を行う.「運動」を媒介に「スポーツ・運動」と「医療」の両側面から健康を維持・増進し,全ての人々をアクティブな状態へ誘導する.人々の時間と空間を共有し,「日本の誇るべき絆社会」を実現する.このプロジェクトにおいて西浦研では空間共有を実現するための音像制御技術を担当する.超音波スピーカ技術を活用し,みんなが運動したくなる空間づくりを目指し,健康の増進に繋げる計画である.

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  次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点
'17-'20  R-GIRO 拠点リーダー:谷口忠大(立命大),補完グループリーダー:西浦敬信

 次世代人工知能社会に向けた研究拠点形成を念頭に,自動運転車,家庭用ロボット,記号論および未来のAI社会の横断的な研究強化を目的として,人間機械共生のための音表象技術の革新を追求する.具体的には機械とユーザーのスムーズな意思疎通の実現に向けて高度音声インタフェースの開発に着手する.耐雑音残響技術や遠隔発話音声受音技術はもちろんのこと,発話による誘発振動を光レーザーで読み取る光レーザーマイクロホンの導入も視野に幅広い音表像技術の革新を目指す.

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  感覚統合をコアとした健康行動継続学の創成
'17-'20  R-GIRO 拠点リーダー:塩澤成弘(立命大),研究チームリーダー:西浦敬信

 「そこにいるだけで動きたくなる空間のモデル構築とその実装メカニズムの解明や技術開発」を目標に,社会科学,経営学,工学,情報学,スポーツ科学,デザイン科学,心理学など多岐にわたる学問分野を横断することで運動空間創成科学という新しい学際領域の確立を目指す.本研究グループは視覚,聴覚,嗅覚の3つの感覚を取り巻く知覚環境を制御する新たなVR(バーチャルリアリティ)技術を中心に知覚統合による運動継続モデルを構築する.特に西浦研では,聴覚VR技術を中心に担当し,音像ホログラムを含む新しい音響デバイスおよび音響コンテンツの開発などを担当する.

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更新日 平成 29年 4月 17日
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